ハロウィンが終わっても、クリスマスはまだ始まらない

こんにちは、Fumieです。

11月 感謝祭の季節

11月も半ば、気温も下がってきて樹々が美しく色づき始めました。

街ではハロウィンが終わるとすぐクリスマスの飾り付けが始まっていますね。

でも講師が言うには、
「なんで~? まだ早いよ!!」って。

何が早いのかなあ、結婚したての頃はさっぱりわからず…。

Robert
 日本のクリスマスの飾り付けは早いね。
感謝祭がないから、ハロウィンの次がすぐクリスマスなんだね。
アメリカは、感謝祭が終わらないことには、クリスマス気分にはなれないなあ

“感謝祭”っていうのがクリスマスまでにあるのですね。
日本ではあまり馴染みがありません。

感謝祭 Thanksgiving Dayの起源

ハロウィンが終わって11月に入ると、講師はソワソワし始めます。
あっ、ソワソワじゃなくてウキウキかな。

感謝祭が待ち遠しいようです。
♪ もう~いくつ寝ると~ ♪

祝日の名前の通りもともとは収穫を祝い、感謝する日ですが、
講師に、「どんな日?」と聞くと、
「食べる日」…だって。

それいつものことじゃん、
食べるだけじゃないでしょ、と思い
感謝祭の起源や祝い方を調べてみました。

“その昔、イギリスからピューリタンを乗せたメイフラワー号がアメリカ大陸を目指して出航します。
苦しい航海の末に新天地に辿り着きますが、彼らを待っていたのは厳しい冬でした。

満足な食料もなく、作物も育たず、彼らは多くの仲間を失います。

彼らを救ったのは先住民のネイティヴ・アメリカンでした。
近隣に住むワンパノアグ族が新大陸での作物の栽培知識や知恵を授けてくれたのです。

彼らのお陰で次の冬を越せるだけの作物を作ることができるようになり、
ネイティヴ・アメリカンを招き、共に神に感謝を捧げるため開かれた祝宴が始まりとされています。”

講師が「食べる日」と言ったのをFumieは軽く受けてしまいましたが、
「食べる」ことに深い意味があったのですね。

毎年同じ日に家族が集い、同じ食べ物を、お腹いっぱい食べることができるなんて、考えてみれば奇跡です。
あらためて感謝の意味を噛みしめました。

 感謝祭って日本のお正月に似ていると思う

アメリカの感謝祭は11月の第4木曜日。
この時期は一年中で最も移動する人が多いと云われています。

日本にもそんな時期がありますね。
そう、年末の帰省ラッシュとお正月!

なんとしても故郷に帰って家族や友人たちとご馳走を食べ、ゆっくり過ごしたい。
うん、わかる、わかる。

感謝祭も、日頃顔を合わす機会がない家族が遠方から集まり、一緒にご馳走を食べて過ごす。
家族が一緒に過ごす日なのですね。

感謝祭の当日はお店もほとんど閉まっていて、コンビニの営業時間も早めに切り上がり、
街は静か。
そんなところも日本のお正月と似ています。

感謝祭のご馳走

日本のお正月はおせち料理ですが、感謝祭ではなんといっても七面鳥の丸焼き!

でもなぜ七面鳥の丸焼きなの?
と疑問に思い調べてみました。

七面鳥はアメリカにおいて特別な意味を持っているようです。

イギリスから入植した当時、飢えをしのぐために捕まえて食べたのが七面鳥。
ネイティヴ・アメリカンからも七面鳥をもらい、飢えることなく冬を超すことができた。

アメリカが今あるのは七面鳥という食料のお陰、とも言えるのだそうです。
こうして七面鳥は縁起物として感謝祭やクリスマスなどの祝宴には欠かせない食べ物となった。

なぜかとっても納得した理由に、
大型の鳥なので、大勢が集まってもみんなのお腹を満たすことができるから、
というのがありました。

感謝祭やクリスマスのターキーFumieも毎年慣れないながら、丸ごとのターキーを焼きます。
感謝祭とクリスマス、年に2回しか焼かないのでちっとも上達せず。
いつもレシピとにらめっこです。

おめでたい日なので毎年お腹にお赤飯詰めてます。

\(^o^)/

休日の過ごし方の考えの違い。

Fumieは、お休みの日ってどこかにお出かけして楽しむ日です。
何かワクワクと違うことをする日。

でも長年講師と過ごしてきて、休日の過ごし方がぜんぜん違うことに、気づきました。
(気づくのが遅いよね)

講師は全くマイペースでただ休日を楽しみます。
お出かけは近くの公園くらい。
特別なことはしなくて、自分のペースで時間を過ごす。

Fumieは樹々が色づいてくると京都の嵐山辺りへ行きたくてムズムズしてきます。

でも講師が言うには、

Robert
 なんでわざわざ電車に乗って、人の多い場所へ桜や紅葉を見に行くのかな。
Fumie、ほら窓の外を見てよ。教室の前の並木も、遠くの山の樹々もココから見えるよ。
きれいだね。 

そうね…。きれいです けど…。

感謝祭のような休日の過ごし方、
家族と一緒に、好きなものを食べてゆっくり過ごす、
これが講師にとっては理想の過ごし方のようです。

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